トカイヘートソーロー ワイナリーについて
ヘートソーローワイナリーはトカイ山の南斜面、トカイ・ヘジャリア地区に55ヘクタールのブドウ畑を所有しています。 ハンガリー語でHétは7、Szoloはブドウを意味し、その名の通りブドウ園は7つの区画に分かれています。
1502年にガライ家によって7つのもっとも優れた畑が購入され、最高のブドウを所有し、王室御用地でもありました。 その後も著名な王侯貴族の所有地となり、のちにほぼ2世紀にわたりオーストリア・ハンガリー帝国、王室の所有地になるなど長い歴史を経て現在に至ります。
トカイ・ヘートソロートの区画は、農園がまだオーストリア・ハンガリー帝国に属していた1772年には早くもトカイ・プルミエ・クリュとして分類されました。
ワイナリーの優れた55ヘクタールの土地はぶ厚い黄土に覆われた火山岩が広がっています。丘の真南に面した側は最適な日照条件で、ブドウ園は、ティサ川とボドログ川が合流するで発生する霧を下にし、 貴重な貴腐を生み出すボトリティス・シネレアにとって完璧な微気候をとなります。トカイ以外では、これほど多くの有利な条件が 1 か所に集まっている場所はありません。
Hetszoloのオーガニックへのアプローチ
農園開拓初期からから、Hetszolo はオーガニックブドウ栽培に関して非常に優れたバックグラウンドを持っており、常に環境問題を意識するよう努めてきました。
Hetszoloでは人工肥料や除草剤、殺虫剤を当初から一切使用していません。
Hetszoloは 2009 年に、ハンガリーの公式オーガニック認証機関である Hungaria Okogarancia のラベルを使用して、有機認証の変換プロセスを開始しました。
現在、55 ヘクタールのブドウ畑はすべて、厳密にオーガニック栽培されています。 オーガニックワインの最初の試みは 2014 年のヴィンテージで、ドライフルミントが有機ワイン製造規則に従って醸造されました。 これに続いて、2015 年のビンテージ ドライ フルミントが成功を収め、2017 年以降、すべてのワイン、ヴィンテージはオーガニック認定を受けており、最も複雑なアスー ワインも同様のオーガニック認定を受けています。
■有機ブドウ栽培の主なポイント:
・微量の銅と硫黄を使用することにより、化学物質の使用を制限。
・全身に浸透する化学物質の代わりに、オレンジ オイル、ベーキング パウダー、その他の天然物質など、より自然な製品の使用。
・人工肥料、除草剤不使用。
・捕食性昆虫を使用した自然な害虫管理。
・堆肥と多様な被覆作物による土壌管理。
・厳格なキャノピーの作業と管理。
・生物多様性を高めるため、ブドウ畑に隣接するエコロジカル アイランド
・伝統的なワイン醸造法に基づいた、可能な限り自然なワイン造り。
もしトカイへ行き機会があればヘートソロのワインセラーへお立ち寄りください。
17世紀にトカイの町を支配していた、ラーコーツィ家に ラーコーツィ セラーと呼ばれるセラーは Tokaj-Hegyaljaの最も有名なワインセラーで その長い歴史を通じて、ハンガリーの王、トランシルバニアの王子、高位のゲストだけでなく、ラーコーツィ王朝の数人の男性メンバーに、国の最高のワイン、トカイ アスーを提供してきましたセラーです。「宮殿」と呼ばれる建物は複合体で3 つの地下回廊に区切られています。ロケーションも理想的で中央広場のすぐ近くにある中世の町の中心に位置しています。 地下室にTokaj-Hegyaljaで最大の地下騎士の館があります。 長さ 30 メートル、幅 10 メートル、高さ 5 メートルのホールは、中世の面影を残しています。 一歩足を踏み入れると、過去に戻ったように見え、伝説の王、王子、貴族が高く掲げた黄金のゴブレットのチャイムが響き渡ります。 実際、セラーと邸宅の歴史は、ラーコーツィの支配よりもはるかに古い時代にまでさかのぼります。 近くのローマ カトリック教会は 13 世紀に建てられたので、邸宅と地下室自体も中世に建てられたものと推測されています。